2019年03月25日

2018年度 リーダーからのごあいさつ

こんにちは、2018年度ひまわりチームのリーダーになった冨士原健斗(工学部新二回生)です。今年度から、思い切ってチームとしてのブログを立ち上げることにしました。そのごあいさつを兼ねて、簡単にチームの紹介をさせていただきます。

日本の「識字率」はいくらかご存知ですか。日本では、読み書きがふつうにできる人の割合は99.9%といわれています。義務教育で日本語の勉強をしますから、日本では読み書きができるのは当たり前と言えるかもしれません。ですが実際には、戦争のために学校に行けなかった、在日外国人として日本で学ぶ機会がないまま生活しているといったように、日本にも様々な理由から文字の読み書きが不自由な方が暮らしています。
神戸市長田区の公民館には、そういった方々に読み書きを教える『ひまわりの会』という団体があります。私たちひまわりチームはこの「識字教室」に参加し、毎週土曜日の朝10時から12時まで、学生として社会人スタッフの活動をお手伝いしています。

普段の活動では、身近な話題や時期に合ったテーマをとりあげ、学生やスタッフが持ち回りで授業をしています。ひまわりの会は20年も続く団体ですが、一方的に知識を押し付けるのではなく、参加者のみなさんと一緒に勉強することが長らく大切にされてきました。支援をする僕たちを含め、この会にはいろんな背景や興味をもつ人たちが集まっています。だからこそ、たくさんの知らなかったことに気づき、新鮮な気持ちで一緒に学べます。僕自身、それが活動の大きな魅力になっています。

今年の目標は、活動をもっと楽しく、永く続けられるような土台作りをすることです。
チーム自体ができたのは2008年のこと。すでに、チームは会とともに長い時間を歩んできました。そんな中、社会人スタッフの方々はだんだんお年を召されてきています。今後はますます、学生の担う役割が大きくなっていくかもしれません。それはやりがいを感じられることでもありますが、大変なことでもあります。活動を続けるために大切なことを、気負わず楽しくやれるようにすること。難しいかもしれませんが、しっかり意識していきたいです。

もし活動に関して興味や質問があれば、メールで連絡をくださるとうれしいです!
メールアドレスは hamachi300@gmai.com です。

ちなみに、今年はこのブログのほかにTwitterアカウントも立ち上げています!簡単に使えますし、見てもらいやすいので、ブログの更新をお知らせするために利用していくつもりです。
Twitterはこちらです。チェックしていただけると幸いです!
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2018年10月14日

10月13日活動報告

こんにちは、10月13日の活動報告です。

今回は私が担当をしました。先月は体調不良などあって予定も崩してしまい、その時用意していたものをストックにして(いつも準備が直前になるので後が楽になりそうです)、新しい授業を考えました。
テーマは「元号」です。今は西暦2018年ですが、「和暦」で言うと平成30年となります。来年には新しい元号になるということで、タイムリーな話題だと思い取り上げることにしました。
まずは文章を読んだ後、「退」「即」「位」という3つの漢字について、熟語を出してもらいながら意味を確認しました。普段は漢字の成り立ちや書き順を中心に説明するのですが、実際に読み書きで使うことを考えると漢字単品より熟語を覚えるほうがいいだろうという思いがあり、違ったやり方をしてみました。こういう言葉もあるよね、と学習者さんがいろいろ思いついてくださったのが楽しかったですね。

元号という文化はもともと紀元前の中国で始まったらしく、漢字とともに日本にも伝わったようです。最初の元号が決まったのは、西暦645年「大化の改新」のときのことだそうです。中臣鎌足たちが、豪族の蘇我入鹿を倒して政治改革をしたこのとき、新しい政治をアピールするために取り入れたのでしょうね。ちなみに、西暦の文化が伝わってきたのはキリスト教が伝わってきたときのことなので、これよりずっとあとになります。大化以前には、十干十二支の「干支」によって年を表していたそうです。60歳を還暦というのもここからです。

今ではなんとなく、天皇が交代するタイミングで元号が変わるものというイメージを持っている方が多いと思います。しかし実は、一代で何度も改元した天皇もいます。たとえば一条天皇は、地震などの天変地異のたびに元号を変えていたといいます。
ここまでお話をして、学習者さんから元号の決め方について質問があったので、元号法の説明をしました。元号法は明治になってから、元号の決め方や扱いを法律で定めたものです。ざっくり言うと、内閣総理大臣を中心とした政府の人々が秘密で案を出し、会議をして決めることになっているようです。元号が漢字2文字だったり、一般に使う熟語になっていなかったりするのも、慣例がルールになった結果のようです。

新しい元号は公表まで秘密にされますが、スクープを狙う記者や、書類に元号を載せないといけない役所、カレンダー業者なんかにとっては早く元号がわかったほうがうれしいものです。そこで、元号を予想している人もいるようなのですが、ヒントとして大きいのが元号に使われる漢字は限られている、ということ。元号は247種類あるのに対し、そこに使われてきた漢字はたったの72個。それを踏まえて、元号でよく使われてきた漢字をあてるクイズをしてみました。「大化」「平成」「明治」「大正」といった例からすると、縁起のいい漢字が使われそうなのが想像がつきます。実際、「永」「長」「安」といった漢字がよくつかわれているそうです。

最後に、「来年はどんな年になってほしいか」というお題で作文をしました。学習者さんからは、「今年は災害が多かったから何もないといい」「平和なのが一番」「阪神タイガース頑張って」といった声が聞かれました。
私としては学習者さんの声を聴きながら進めることを意識したのですが、緊張や勉強不足で漢字の書き順を間違えまくったりと反省点も多かったです。一方、アドリブで楽しく進められたのは、入念に下調べをしてきたおかげでした。またスタッフさんからは、元号というテーマが皇室というデリケートな話題に近いものだという気付きもあり、授業のおもしろさとむずかしさを再認識しました。

さて来週と再来週は、今までの作文を学習者さんに習字として清書してもらう予定です。どんな作品が生まれるか楽しみです。
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2018年10月09日

10月6日活動報告

こんにちは、10月6日の活動報告です。

この日は、教育実習を終えた親和女子大学の方々が授業の担当でした。もう日付も10月ということで、テーマは秋です。
まずは学習者さんと横に座った人とで、今年の夏の思い出を話しあいました。やはり今年の夏は暑く、熱中症になってしまったという方がいた一方、スイミングなどを楽しんだという方もいました。親和大の方からも、教育実習の時の思い出を聞くことができました。

その次は黒板に、木の輪郭が描かれた大きな紙を貼り、これをみんなで埋めて行こうという時間になりました。画用紙をもみじやいちょうの形に切ったものを配って、「秋といえば〇〇」というものをそれぞれ書いていきます。さんまやカキといった食べ物が多く挙がったほか、勉強や読書、運動会といった言葉も出てきました。
集めた画用紙で、黒板の絵も紅葉した木のようになり、担当の方がその中から「銀杏」をとりあげて漢字の練習をしました。銀という字は訓読みでしろがねとも読むそうで、僕も初めて知って驚きました。

また、秋の言葉をいろいろ集めたので、それを使って俳句を作ってみることになりました。最初は難しいのではないかと思いましたが、誘導がしっかりしていた分、意外と学習者さんもすらすら書かれていた印象でした。みんなで発表をしたあと、童謡「もみじ」を歌い、早めにお開きとなりました。


さすが親和女子大学の方々といったところで、久々ながら安定感のある授業だったと思います。ちなみに今回は、親和女子大の先生とのつながりで、姫路市の小学校の先生方が見学に来られていました。じっくりとお話をすることはできませんでしたが、何か得るものがあったのなら幸いです。
今週は神大の担当になるので、また頑張って準備をしていきます!
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